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2014.03.15〜03.16
週末パス〜お得な列車の乗車旅〜
1日目


週末パス(8500円)を使って1泊2日の電車旅に行ってきました。

今回のメインテーマは【お得な列車を乗りつぶす】です。
特急型車両を使っているのに、扱いが普通列車・快速列車なので特急券不要なものや、
指定券(510円)のみで乗車でき、しかも長距離運転をしている臨時快速列車などがメインの旅です。

1泊2日ながら、合計7本のお得な列車に乗ってきました。
合わせて、各地方のご当地グルメも堪能しています。



@ 中央線特別快速○○○○○ 四ツ谷 8:33 → 立川○○ 9:08
A ホリデー快速ビューやまなし 立川 9:31 → 石和温泉 11:08
グリーン車指定席: 950円
(正規料金: 2210円)

定期券を使用して四ツ谷まで来て、中央特快で立川まで向かいます。立川からは、
【お得な列車】1本目:「ホリデー快速ビューやまなし」に乗車します。

「ホリデー快速ビューやまなし」は全10車両が2階建てで、土日を中心に新宿〜小淵沢を結ぶ臨時の長距離列車です。
自由席を保有しているので18きっぷでも乗車可能。都内から乗り換えなしで小淵沢まで到達できる列車として有名です。

新宿始発なので自由席ならば新宿で並べば座ることができるでしょうが、18きっぷの利用期間と重なっているので
自由席・指定席は混雑が予想されます。
その上、自由席・指定席は、座席が固いと情報を仕入れていたため、今回は優雅に「グリーン車指定席」で乗車することにしました。

「指定席」なので立川でも待ちなしで乗車できます。かつ18きっぷでは「グリーン指定席」を乗車できないので
それほど混雑していないとの見解です。

またグリーン車指定席は50〜100kmは950円ですが、100km〜150kmは1620円と値段が跳ね上がるので
なるべく100km未満で乗車しようと、「立川〜石和温泉(90.3km)」で設定しました。
中央特快が立川まで快速運転をしてくれているので、その点からも「立川」スタートはいい設定と思います。

中央線には2階建て車両の運用がないので、2階からの景色を堪能するのは格別です。




石和温泉駅に到着しました。ここから駅前の観光案内所でレンタサイクル(無料)を借りて「桔梗屋」に行きます。
お目当ては「桔梗屋アウトレット」。信玄餅を始めとした桔梗屋の商品がアウトレット価格で購入できます。

駅から桔梗屋までは約4kmの道のり。自転車では約20分くらいで到着できる距離です。
あらかたグーグルマップで道のりを覚えてきているので、迷わずに「桔梗屋」に到着しました。

桔梗屋では信玄餅の詰め放題(220円)が有名ですが、既に11時30分なのでさすがに無理かと思いましたが、
整理券なしでも並べばできるようだったので、15分並んでやってみました。
信玄餅を底辺に五角形にして詰め込みそれを2段で合計10個+空いたスペースに草餅1個を詰め込みました。
まだ袋には余裕があるのですが、最難関が「袋の結び」で、手先が器用でない私はこの作業に大苦戦しました。
昔は両端から結ぶ仕方で大丈夫だったらしいですが、あまりにも多く持ってかれるから、桔梗屋も考えたらしいですねww

結果として「信玄餅10個」と「草餅1個」で合計220円。1個あたり20円となりました。
信玄餅の正規品が1個160円なので、8分の1での購入です。

昼食は桔梗屋の敷地内にある「水琴茶屋」。駐車場からの行き方が分かりにくく、通っていいのかオーラがびんびんの庭園を
横切って到着です。山梨名物のほうとうを注文しました。ほうとうは注文から作るのでどうしても20分くらいかかるようです。
そのため、食事ができるまで、サラダバーとけんちん汁の食べ放題ができるようになっています。

ほうとうはボリュームがあり食べごたえが抜群によかったです。その上米麹の出汁が濃厚でスープまで堪能できました。
また米麹を使用した甘酒(900ml:630円)も同時購入しました。こちらも濃厚でいい感じです。




B 中央本線 石和温泉 13:37 → 甲府 13:42
(正規料金: 190円)

桔梗屋でのアウトレットとほうとうを堪能した後、甲府に向かいます。
甲府から14:47発の長野行に乗りますが、時間があるので、甲府駅南口から徒歩5分の甲府舞鶴城に行きます。

城の跡地が公園として整備されていて、天守閣跡が展望台として開放されています。
天守閣などはありませんが、無料で観光することができ、駅から近いのも合わせてコスパのいい場所だと思います。
庭園内では梅が咲いていました。




C 中央本線○○○○○ 甲府 14:47 → 松本 16:57
D 快速リゾートふるさと 松本 17:23 → 長野 18:28
普通車指定席:510円
(正規料金: 2940円)

甲府から普通列車で2時間10分乗りとおして、松本駅に到着です。
松本駅からは、【お得な列車】2本目:「快速リゾートふるさと」に乗車します。

「快速リゾートふるさと」は長野〜南小谷を結ぶ、ハイブリットシステムを搭載した観光列車になります。
快速扱いなので18きっぷでも乗車可能です。

この列車は座席もシート幅もグリーン車並のレベルで、かなり快適です。
しかも前面展望がモニター放映されていて、席に座りつつ前方の景色を見ることができます。
また観光名称は徐行運転+案内放送つきで、これが込みで510円とはハイクオリティな列車です。
今回の旅で(新幹線を超えて)1番良かったと個人的に思います

松本からの停車は「姨捨」「長野」のみ。「姨捨」は善光寺平野が一望でき、夕暮れ時の明かりのともったものは幻想的です。




E 普通妙高5号 長野 19:38 → 高田 21:09
(正規料金: 1110円)

長野駅で1時間の接続を待って、本日最後に乗るのは、
【お得な列車】3本目:「普通妙高5号」に乗車します。

特急車両を使用する普通列車で直江津方面に行くときに重宝する列車です。普通列車なので各駅に停車します。
もちろん18きっぷで乗車可能です。

一応指定席も併結していますが、自由席ががらがらなので指定席は空気輸送状態です。当然のごとく、自由席に乗車します。
車窓は真っ暗なので何も見えませんが、リクライニングシートの普通列車はやはり乗り心地がいいです。

ただこの妙高号は「北陸新幹線」が開通したらおそらく廃止といわれる列車です。
この一帯は第三セクターになるし、もともと新幹線の終着駅「長野」から富山方面の接続する「直江津」を結ぶための目的でしたから。
新幹線が開通すればその目的もなくなるわけであって、そうなると走らないわけです。

1日目の宿泊先は、高田駅の目の前にある「高田ターミナルホテル」です。
「アメニティ不要プラン」で1泊4800円と駅前なのにとてもお得です。

1日目は合計3本のお得な列車を乗車しましたが、本命は2日目です。
ここ新潟県高田から快速列車4本を乗り継いで、宮城県仙台まで向かいます。
移動距離500km超、合計約10時間の長旅です。

【1日目:正規料金 6450円】

2日目に続く


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