今回の旅では鶴見線を大回りしてきました。マップでいうと、中央下のいびつな形の部分です。
鶴見線は川崎工業地帯沿いにある路線です。
周りは工場ばかりで、電車本数も少なく、時間も必要以上にかかるので、沿線近所に住んでいなければ絶対乗らない路線です。
そんな理由もあり、都内なのに２両編成の列車が使用されているとか、陸の孤島のような状態と化しています。
都内から一番近い秘境駅とかも言われていますね。
でもそこまで言うならば一度は乗って確かめてみたい、ということで、
今回の大回り乗車旅では、この鶴見線をメインにしたプランで巡ってきました。
@ 山手線○ 駒込 8:08 → 上野 8:18
A 東海道線 上野 8:20 → 川崎 8:47
B 南武線○ 川崎 8:59 → 尻手 9:02
駒込駅にて新宿までの170円切符を購入して旅を開始します。
山手線で新宿とは逆の上野方面に向かい、上野で乗り換え。上野東京ライン経由の東海道線で川崎まで行きます。
川崎から南武線に乗り換えます。
鶴見線に行くには、川崎駅から１駅乗車して尻手（しって）駅からアプローチをします。
C 南武線支線 尻手 9:12 → 浜川崎 9:19
尻手駅からは南武線支線で、鶴見線と接続ができる浜川崎駅に向かいます。
川崎方面から尻手駅に到着すると、同じホームで南武線支線に乗り継げます。（立川方面の場合は階段の上り下りが必要。）
南武線支線は尻手〜浜川崎を含め４駅しかなく、７分で完乗してしまいます。
あまり乗車する人もいないので２両編成で事足りてしまいます。
自分が浜川崎まで行ったときは、１両目には他に１人しかいなかったです。
浜川崎駅に到着です。線路はほかにたくさんありますが、南武線支線は１つのみで他すべて貨物用の線路になります。
浜川崎駅は木造建屋でした。利用する人が少ないので改修の必要がないのかもしれないですね。
無人駅ですが簡易IC読み取り機はありました。
ただし鶴見線に乗り換える際は、IC機にタッチしないで乗り換える必要があります。（タッチしてしまうと余計に金がかかるので。）
南武線支線の浜川崎駅と、鶴見線の浜川崎駅は道路を挟んで反対側にあり、乗り換えるのは１度改札外にでる必要があります。
無人駅なのでキセルし放題なわけですが、浜川崎駅のまわりは工場地帯なのでここでキセルする意味はあまりない。。。
大回り乗車では改札外に出てはいけないのですが、この駅に限っては例外的に外に出られます。
こちらが鶴見線の浜川崎駅。南武線支線からは徒歩１０秒もかからずに到着します。
南武支線と同じく木造ですが、こちらには陸橋があります。
陸橋の中に改札が併設されていて、自動券売機も１台動いていました。
改札口は２つあって、１つは自分が乗ってきた方、もう１つはJFEスチールの方です。
ですがJFEスチール側は改札出口＝工場敷地内なので、関係者以外立ち入り禁止になってます。なので、実質出口は１つだけです。
利用者は工場関係者がほとんどといっていいでしょう。
このために朝と夕に本数が多く、昼間はまったくありません。
訪れる際は注意が必要です。
D 鶴見線 浜川崎 9:34 → 鶴見 9:47
鶴見線はある程度本数がある時間帯もあるためか、複線になっていました。
また駅舎にこれでもか。と言わんばかりの駅名プレートはツボにはいりました。
浜川崎では列車到着を予告する自動案内がありません。
なので気づいたら列車が到着していました。慌てて撮ったので写真は１枚しかありません。
鶴見線の沿線での隠れたスポットがあります。
日曜７時〜やっている「鉄腕DASH」のDASH海岸のロケ地が、この鶴見線沿線にあります。（詳細はググればでできます。）
ロケ地といっても陸側からは上陸できず、海からのアプローチのみです。
なので人が大挙して押し寄せる…なんてことはありません。
工場地帯から住宅地になると人が増えました。３両編成なのですぐ満員電車さながらです。
鶴見駅はJR同士の乗り換えしかできないのに、中間改札があります。
大回り乗車の場合は、ここで「大回り中」であることを伝える必要がありますが、大回りが浸透していない昔はなかなかの難所だったようです。
（駅員が大回りルールを熟知しておらず、キセル呼ばわりされたとか、されないとか。）
まあ今では大回りはメジャーになりましたから、問題なく改札はクリアしました。
E 京浜東北線 鶴見○○ 9:51 → 東神奈川 9:55
F 横浜線○○ 東神奈川 10:08 → 八王子○ 10:54
G 中央線快速 八王子○ 11:00 → 立川○○ 11:15
H 中央線快速 立川○○ 11:35 → 新宿○○ 11:59
鶴見から先は横浜線快速→中央線快速→立川でオムそば（大盛り）→中央特快で新宿ゴールインです。
写真は鶴見線メインでしたが、色々巡ってお腹位いっぱいです。
多分もう行かないです。（笑）