2009.12.10 
高崎〜長岡〜燕〜新津〜新潟〜直江津




いよいよ卒業旅行が始まります。初日は青春18きっぷを使って、一路新潟県に
向かいます。今日の目的は、新潟ご当地ラーメンの「燕ラーメン」と石油臭のする
「新津温泉」です。まずは、高崎8時23分発、水上行きの上越線に乗り込みます。



水上駅です。右のオレンジの列車から、左の青の列車に乗り換えます。今度は
水上発9時47分長岡行きの列車の旅です。水上から普通列車で越後山脈を越える
のはこれをいれて1日5本しかなく、この列車の次は4時間後になります。



長岡行きの風景です。1日に数本しか走らない路線のため、それなりの乗車率があります。
途中、湯沢を過ぎたあたりから、霧の中を走ったりしました。けど、睡眠不足もあってか、
終盤はほとんど夢の中にいました。水上から約2時間で長岡到着です。



長岡駅に到着しました。新幹線駅だけあって、駅も街も大きいです。駅前にはイトーヨー
カドーも立地しています。乗り継ぎで約1時間ほどあるので、駅中を歩き回りました。



長岡からは信越本線の新潟行きです。12時39分発。ここも1時間1本の列車。



東三条駅に13時5分に到着し、13時10分発の弥彦線に乗り換えます。同じホームにある
ので乗換えが楽々です。車内は高校生が7割方を占めていました。北国なので、扉の開閉は
半自動であり、また赤字路線のためワンマン運転をしています。西燕駅には13時23分着。
無人駅で自由に構内と外を移動できます。弥彦線は1時間に1本または0本の路線。次の
列車は上り下りともに2時間後。ここから杭州飯店までは徒歩8分です。



杭州飯店に到着です。「燕ラーメン」の元祖としての口コミが広まり、行った日もお客さんが絶え
ずやってきました。「燕ラーメン」は麺が太く、背油がいっぱいのったご当地ラーメンで、新潟
4大ラーメンのひとつでもあります。早速、中華そば750円を注文。出てきて、意外と大盛りなのに
びっくり!麺は太麺で、赤いきつねのうどんみたいな喉越しと強いコシが特徴的です。スープは
背油が浮いているにもかかわらず、あっさり系で焼きアジの風味と味がしっかりとスープに出て
いました。またしょうゆベースの中にすっぱい隠し味があり、飽きずに全部を飲み干せました。



時間もあるので2駅分歩いてしまいました。燕三条駅は新幹線駅であり、ちょうど燕市
と三条市の境にあります。この燕市と三条市はこの駅の名前をめぐって、「燕三条駅」
か「三条燕駅」かで大いに揉めたらしいです。結局「燕三条駅」となり、高速のICを
「三条燕IC」にしたそうです。別にどっちでもいいですけど。さて新幹線駅でも弥彦線
は相変わらずの無人改札。改札を抜けて、15時40分の東三条行きに乗り込み、東三条か
ら新津まで30分。16時25分に新津駅到着です。ここから徒歩20分で新津温泉に到着です。
新津温泉は1件しかなく、湯治として地元の人が多く通っているようです。実際、訪れた
ときも6人くらい先客がいました。湯船は狭く5人も入れば満杯です。身体を軽く洗い、
素早く温泉へ。確かに灯油臭のような臭いがあります。そしてこの温泉は飲めるらしく、
源泉を飲むと塩水のようなしょっぱい味でした。料金は300円。7時〜19時の営業です。



新津駅に戻り、19時15分発快速くびき野5号で新潟に向かいます。快速なので18きっぷ
でも乗ることができます。でも車両は元特急車両なので、全席リクライニングシートで
あり、快適です。新潟から折り返しの快速くびき野6号19時56分発で直江津に向かいま
す。この列車の真骨頂は、「特急とたいして変わらない停車駅の少なさ」にあります。
新潟〜直江津ならば、停車駅は宮内駅に停車するだけでその差わずか1駅。スピードが
100kmまでとゆっくりですが、それを考えてもこの快速はかなりグレードが高いです。



直江津駅には21時53分に着きました。今日の宿である急行きたぐには24時55分にやって
くるので、3時間あまりを近くのガスト(といっても歩いて20分ほど)で暇を潰します。
人気商品の目玉焼きハンバーグと大盛りフライドポテト、そしてドリンクバーとガスト
の3種の神器での3時間の暇つぶし・・・決して楽とはいえないです。人も少ないです
から。粘りに粘って24時15分に会計を済ませ、コンビニで買出しを終え、直江津駅に
とんぼ返りしました。ここからが本当の卒業旅行。「西日本パス」の本領発揮です。






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