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1日目
2日目
2015.06.20〜06.21
週末パス〜秘境路線の臨時快速に乗る(飯山線・米坂線)〜
2日目
2日目は新潟7:04発の臨時快速から始まります。
朝が早い列車になるので、前日は駅前のα-1に宿泊しました。
宿泊の特典で抽選券がついていて、やってみたら2等当たりました。(α-1のロゴの入った携帯クリーナーをもらいました。)
ただ正直うれしくない。
2等の商品も微妙だし、電車の出発時刻も迫っていたし。。。
こういう抽選系は、特に当たりたくもないときに限って当たるんだよね。
(逆に当たりたいときはかすりもしないんだが。)
@ さくらんぼトレイン 新潟 7:04 → 米原 10:28
指定席:520円
(乗車料金:2590円)
臨時快速ですが正直心配でした。
事前のネット検索において、さくらんぼトレインに使用する車両の情報が「気動車」しか得られなかったからです。
しかもどんな座席なのかも不明なまま、当日を迎えました。
個人的には、全車指定席なのでリクライニングシートを使用した気動車なんだろうと思っていましたが、
なんのこともない、普通の気動車でした。
しかもとった席は進行方向とは逆側。
もう最悪でした。ぼったくられたと思いました。
(この段階では最悪と思っていましたが、後になって意外と悪くなかったなと心境の変化が起きます。)
出発時刻になっても向かいの席にはだれも乗ってこなかったので、
人が来たら譲ろうと思って、とりあえず向かいの席に座ってました。
さくらんぼトレインは気動車2両編成でしたが、新潟出発時の乗車率は2割程度。
使用している車両がこんなものですから、当然といえば当然です。
しかもこの車両、新潟〜新発田駅(27.3km)は名ばかり快速でした。
まず所要時間。
快速のため、一応主要駅しか停車しませんが、主要駅では、時間調整とか銘打って長時間停車させられます。
このため、各駅停車でも37分なこの区間を、55分かかっています。
また、この長時間停車中に、新潟でこの快速の後に出発した各駅列車に抜かされるというミラクルも発生しました。
ええ、快速が普通に抜かされるんです。
これが全車指定席の臨時快速か、と言わんばかりの失態です。
本当にぼられたと思っています。意気消沈です。
しかし、このときさくらんぼトレインは本領を発揮していなかった。
いや、来るべきホームグランド(米坂線)に入るまで、本当の力を隠していたのかもしれません。
新発田にて先ほど抜かされた各駅列車を追い抜き、羽越本線に入りました。
新発田駅では数名乗り込んだ程度です。
結局この先、さくらんぼトレインに乗車してくる人はいませんでした。
なので、進行方向席はこのまま独占し放題です。
車内が閑散していて、かつ誰も乗ってこないとくれば、自然と自由気ままになります。
もうすでに指定席に座りっぱなしの人はいませんでした。各々自由に席を移動してしました。
座席指定というよりは、車両整理券にみたいな効力です。
自分も誰もいないロングシートで寝そべりながら写真撮影をしましたし、
家族連れのグループは、つり革でブランコをしていましたし。
坂町駅より米坂線に入り、さくらんぼトレインは真の力を発揮しました。
まず、米坂線ではこの快速、4駅(越後下関・小国・今泉・米沢)しか停車しません。
なのでスピード感がよく気持ちがいいです。
沿線では川沿い・田んぼ・山道など、田舎の景色が連なります。
今回は横の撮影だけでなく前からの撮影もできました。
運転手からしか見ることのできない、線路が続く写真を撮ることができて満足です。
これこそ、520円払った価値があります。
県境越えの峠を越えると平野に変わりました。秘境小国に到着です。
小国駅到着では現地の方々が旗を振って歓迎していました。
さらに停車時間(4分)の間で、いもこんにゃくとストレートりんごジュースを無料で頂きました。
いもこんにゃくは味が染みていて病みつきでした。
列車はさらに峠越えをして米沢へと向かいます。
峠越えの最中は先頭にいました。
山を縫うようにして走りトンネルをくぐり鉄橋を渡り…。見ていて全然飽きません。
横からの風景ではこのような感動は得られなかったと思います。
峠越えの長いトンネルを抜けて盆地入りしました。
どこを見ても田んぼで遠くに山が囲っています。
途中どっかから線路が伸びてきて、JR線路に合流していました。
どこの線路かと思いましたが、今泉駅にて長井フラワー鉄道と分かりました。
この2つは途中まで線路を共用しているようです。
今泉駅を過ぎて長井フラワー鉄道と別れ、終点米沢に向けてラストスパートとなります。
途中窓側の空に直線の虹が出現しました。
環水平アークと呼ばれる現象だそうです。ちょっとラッキーです。
しばらくは田んぼを突っ切っていましたが、住宅街が増えてくると米沢も近くなります。
10:28に米沢到着しました。
駅到着後にさらに薄皮まんじゅうをお土産にいただきました。
臨時快速さくらんぼトレイン、最高ですね(笑)。
米沢では1時間確保していたので、まずは峠の力餅(米沢支店)に出向きました。
峠駅や新幹線などで売られているこの商品ですが、米沢駅から徒歩3分くらいに支店があります。
新幹線で買える峠の力餅は、この支店のものだそうです。
本来はここで峠の力餅に加えて、他に販売している餅類を買い食いしようと思っていましたが、
日曜だったためか、峠の力餅以外は販売していませんでした。
なので当初20分くらいの滞在予定が2分になってしまいました。
しょうがないので米沢をあてもなくぶらりします。
米沢の城?などがある中心地は、米沢駅からは3kmくらいあるので時間的にいけませんでした。
ぐるりと回って米沢駅に戻り、駅前にある新杵屋に行きます。
新杵屋は「牛肉どまんなか弁当」を販売している本店になります。
本店と米沢駅限定で、牛肉どまんなか弁当の塩味・味噌味が販売しています。
今回は塩味の牛肉どまんなか弁当(1,150円)を注文しました。Suicaに対応しています。
店で注文するとできたてを受け取ることができます。
A 山形新幹線 米沢 11:36 → 宇都宮 12:57
指定席:4000円
(乗車料金:3670円)
10分前に米沢駅入りしました。指定席のため時間までは駅構内をぶらり。
米沢駅で「牛肉どまんなか弁当」も一緒に積み込まれていました。
そして販売員が忙しく、予約した人たちへ配布作業に追われていました。
通路を挟んで反対側のおばさんは3つ購入していました。
新幹線で宇都宮まで行って、ここでぎょうざを堪能したいと思います。
B 湘南新宿ライン 宇都宮 13:51 → 大崎 15:56
(乗車料金:1940円)
駅より1番近い「みんみん」に行きましたが、これが大行列でした。
駅近というものもありますが、やはり大きな無料駐車場があるのが原因でしょう。家族連れなどが多数いました。
この後の予定もあるので、ぎょうざは電車で食べることにしてテイクアウトにしました。
こっちは誰も並んでいません。。
餃子のテイクアウトは2人前から。焼き餃子と揚げ餃子から選べます。
今回は焼き餃子の2人前(460円:税抜き)を注文。焼きあがるまでに10分程度時間を要します。
なお、割りばしもあるので、テイクアウトでそのまま食べることも可能です。
電車のグリーン車でさっそく食べることにします。
匂いの出る食べ物なので、他の人がくるまえにさっさといただきます。
できたてなので肉汁がジューシーでした。醤油はついていますが、つけ皿がないので醤油なしで食べていますがそれでもおいしい。
2人前(12個)をぺろりと完食しました。
大崎で用事を済ませて週末パスの旅3は終了です。
今回は雨予報でしたが結局1回も傘の出番はありませんでした。
宇都宮についたころには雨は上がっていましたし、米沢は離れた後の16時頃に大雨で山形新幹線が運転中止になっていました。
間一髪でした。
週末パスの使用で乗車券部分は8730円です。
週末パスを使用しない場合では「15900円」だったので、【45%オフ】での旅行となりました。
今回は普通列車での移動が多かったのであまり距離が稼げなかったです。
【1日目:正規料金 7700円 別料金 3630円】
【2日目:正規料金 8200円 別料金 4520円】
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【合計○:正規料金 15900円 別料金 8150円】
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