TOP 1日目 2日目
2015.06.20〜06.21
週末パス〜秘境路線の臨時快速に乗る(飯山線・米坂線)〜
1日目


今までに乗ったことのない、飯山線と米坂線。
今回の旅では、この2路線に臨時快速列車が運行されるので、完乗目的で鉄旅をしてきました。





@ 宇都宮線○○ 赤羽 7:09 → 大宮 7:26
A 北陸新幹線 大宮 7:46 → 長野 8:46
新幹線指定席:3110円
(乗車料金:4000円)

赤羽からスタートして、宇都宮線で大宮に向かいます。
長野までは1年前の 週末パスでの経路とまったく同じになります。1年前は北陸新幹線の開業前でした。

大宮からは北陸新幹線のかがやき(全車指定席)に乗ります。
大宮を出ると長野まで停車しない速達タイプで、東京〜金沢を2時間34分で結びます。

朝早い時間帯の金沢行速達列車ということもあって、なかなかの乗車率でした。
1年前とは大違い。。

大宮より1時間きっかりで長野駅に到着です。
1年前は長野まででしたが、北陸新幹線が開業した今は、まだ先に線路が続いています。
乗車したかがやきは富山と金沢に向けて発車していきました。






B 快速おいこっと 長野 9:15 → 十日町 11:46
普通車指定席:520円
(乗車料金:1740円)

長野駅で在来線に乗り換えます。
ここからは1日目のメインイベントである、飯山線の快速おいこっとに乗車します。

TOKYOを逆から読んで「おいこっと」の名の通り、
大都市東京とは真逆の田舎な感じを全面的に出した観光列車となります。

乗車1ヶ月前にインターネットで席予約をしましたが、この列車はA〜D席しか選択することができず、
席位置は発券されるまで分かりませんでした。

その後発券したら4人掛け(進行方向左側:山側)だったので、2人掛け(進行方向右側:川側)に変更しようとしたら売り切れ。
しょうがなくロングシートのような対面型の座席となりました。

どんだけ乗り鉄な人がいるのかと思いましたが、案外乗っていたのは年配の方々。
むしろ若者の1人旅的なほうが少人数でした。







おいこっとの車内案内は、まんが日本昔ばなしのナレーターを務める「常田富士男」さんが担当しています。
徹底的に田舎にこだわっています。

長野を出発したら野沢菜の漬物が無料配布されました。
中々おいしかったです。

列車は千曲川と並走してこの先進んでいきます。
今日のゴールは新潟なので、長野から新潟までは千曲川・信濃川と一緒に日本海を目指すことになりそうです。

最初の停車駅である替佐から、落語と手品の先生方が乗車してきました。
ちょうど先頭車両の指定席だったので、目の前で落語&手品を鑑賞しました。これはラッキーでした。

飯山駅では10分間の停車となります。北陸新幹線の駅となって駅舎が新築されていました。
またホーム上では地元の酒が振る舞われました。






戸狩野沢温泉駅〜森宮野原駅は、1日8本(往復で合計16本)しかない路線帯となります。
ゆえに駅舎は改札などありません。完全に駅舎を通らずにホームに上陸できます。

おそらく飯山線で1番人口が少ない地域なのでしょう。
快速ですが時間調整のために各駅に少しづつ停車を繰り返していました。






飯山線では長野県の最後の駅となる森宮野原駅に到着です。
列車交換のために10分程度停車します。

駅前に巨大な柱があります。
これは日本最高記録の積雪量だそうで、7m85cmにもなるそうです。2階建ての家は屋根まですっぽり収まってしまいます。
(しかも当時はいまのような生活水準ではないので相当過酷な状況になっていたのではないでしょうか。)

森宮野原駅を過ぎると新潟県に入ります。そして駅名に「越後」がつき始めます。(笑)
長野ではいい天気でしたが、ここら辺から雲行きが怪しくなってきました。

11:46に十日町駅に到着です。







C 飯山線 十日町 12:27 → 越後川口 12:54
(乗車料金:410円)

快速おいこっとは十日町までですが、飯山線は越後川口まで続いています。
おいこっとが停車した反対ホームには、越後川口行の気動車が停車していましたが、まだ40分以上あるので十日町駅周辺をぶらりします。

東口はJRのロータリーで、西口はほくほく線のロータリーです。
東口より下車して駅舎を撮った後、地下道を経由して西口よりほくほく線に向かいます。
実際はほくほく線には乗らないのですが、週末パスのおかげでホームに入ることも可能です。
ほくほく線は単線なので、十日町駅(ほくほく線)の構造は停車ホーム2つ+通過線路1つとなっています。
特急はくたかが廃止された今、定期運行で十日町駅を通過する列車はないので、通過線路はもう使われない思われます。

よく見たら通過線路の標識が「130」になっていますね。つまりは130km制限で通過していたということです。

見るものもなくなったので、飯山線の気動車に乗り込みます。
出発20分前なので誰もおらず、悠遊と進行方向左側の4人ボックスを独占しました。






D 上越線 越後川口 13:13 → 長岡 13:36
(乗車料金:410円)

越後川口駅に到着して、飯山線(96.7km)を完乗しました。

乗り換え時間は十分にあるので、まずは駅舎を撮影するためだけに下車。
写真を撮ってすぐホームに引き返します。

ホームは駅舎より1段高い位置にあります。改札はトンネルに接続していて階段を上がるとホームです。
コンクリート製のトンネルは真冬は寒そうです。

越後川口は全体的にカーブした構造になっています。
写真で見るよりも大きくカーブを描いています。

やってきた上越線に乗って長岡に向かいます。
上越線の車両は古いからでしょうか。速度上がるとかなり揺れます。特に上下に。






E 上越線 長岡 14:32 → 東三条 14:58
F 弥彦線 東三条 15:06 → 吉田 15:25
G 越後線 吉田 15:39 → 新潟 16:33
(乗車料金:1140円)

長岡での1時間の乗り継ぎ時間で昼食にします。
以前卒業旅行で新潟を訪れた際に食べた、杭州飯店の燕ラーメンがありましたが、
長岡にも燕ラーメン系の店があるということで、駅から徒歩15分歩いて「安福亭」を訪れました。

写真のは老麺(750円)。券売機の左上にあるやつなので一番人気なラーメンです。
燕ラーメン特有のうどんみたいな太麺と背油が浮かぶ老麺。しかし味はさらっとしていて、食べ応えはあります。

しかも安福亭ではネギのトッピングがし放題。
最初にのっけて食べるもよし、麺がなくなれば麺の代わりに食べるもよし、案外たらふくいただきました。

店は2時過ぎでしたが人はやってくるので、それなりに繁盛しているようです。
列車の時間もあるので時間そこそこに長岡駅に帰ります。

長岡から先は弥彦線経由で大回りして新潟に行きます。
西燕〜新潟が初乗車区間となります。

ここはもう特に乗るだけなので車窓みつつ、仮眠しつつな感じでした。
新潟駅に到着し1日目の旅は終了です。

明日は米坂線を通る、臨時快速さくらんぼトレインに乗車します。


【1日目:別料金 3630円】
(乗車料金 7700円)

2日目に続く


1つ前に戻る
TOP